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バンド作りを学ぶ #3 OZworld&Tuxedo Sam


こんにちは!!

通信係spi1アイネです!

徐々に気温も暖かくなってきて、もう春だなぁとウキウキしている方も多いのではないでしょうか?

屋外でアカペラの練習することが多いので、一層気分を上げて練習できるようになりますね!!

 

今回はバンド作りの秘訣についての記事第3弾です!!今回もアンケート形式でお話を伺いました!

OZworldさんとTuxedo Samさんからたくさん学ばせていただきましょう!!

 

 

OZworld

 

●バンドの結成時期きっかけを教えてください!

シーカさん 私とバズで、spi1の夏くらいに、大会を目指す5人編成のプロコピバンドを作りたいという話をしていて、他のメンバーに声をかけていきました。なんやかんやあって5人の予定がリアスがジャスミンを(多分)強引に連れてきて、6人になりました。今LINE見たら12月の下旬くらいでした。元々はThe Exchangeという海外のアカペラグループのコピーをする予定でした。

 

 
コンセプトを教えてください!
また、コンセプトはどのように決められましたか?
 
シーカさん 最初はThe Exchangeなどのプロコピ→リアスが邦楽しか歌いたくないということでFIRE GROUNDなどのアップテンポ邦楽→コロナによる活動停止期間(spi1の2月〜spi2の9月)が明けたらリアスが洋楽OKになっていた→じゃ元々やりたかったThe ExchangeのUma Thurmanを6人編成でアレンジ って感じです。 リアスが元々は邦楽専門の男(洋楽NG)だったの後輩からすると意外なのかな。 当時は経験も浅い1、2回生だったので、コンセプトは曲の雰囲気から決まっていきました。
 
どのように決められましたか?
 
↑これがどうしてもやりたくてバンドを作ったので、リアスが洋楽にノリ気になってくれてすぐにこの曲が決定しました。1曲しかないのにアカスピに通って、2週間で10分セトリを考えなくてはいけなくなり、それに合うセトリ候補曲をみんなで探して出しました(Teeth/5 Seconds of Summer)。Uma Thurmanが自分たち的にも周囲の反応的にもブレない代表曲になったので、これをに曲を探していました。結果的にFall Out Boyを中心に歌うグループになりました。
 
 
衣装はどのように決められましたか?
 
シーカさん 前述の通りアカスピまで2週間しかなく、柄シャツ+黒パンツでいこうとあまり悩まずに決まりました。各自で急いでシャツを探しました。梅田や中崎町の古着屋を6人で巡ったのも覚えてます。リアスとバズのシャツはそのとき買ったもので、あとの4人のはネットです。そのときはジャス単独リードだったので、ジャスのシャツが1番目立つような色と柄の配置になってます。
 
洋楽を歌いこなすコツを教えてください!
 
シーカさん 私はめちゃくちゃ洋楽が苦手で、発音が悪いし子音を立てることができないので、流石のゆんゆんを見習ってました。あとは自分が明るい邦楽ばかりやっていたのでOZworldとしてのずっしりした発声にはかなり苦労しました。
 

●これから頑張りたいと思っている後輩にメッセージをお願いします!

 
シーカさん OZworldは2年生でアカスピに出したことで存在を知ってもらって、2年生の末には大会や大きなライブの話をありがたい事にいくつも頂き、経験を積むことができました。 あのときに出し惜しみしていたら今の状況は確実に無いです。どうしても、関西は関東より見てもらえる機会が少ないからです。本当に、とにかくSNSや大会に出すことです。早ければ早いほどいいと思います。バンドの中で、他大との繋がりを大事にしてくれるメンバーが何人かいると尚助かります。
 
ジャスミンさん 闇雲に頑張るのもいいけど、時に賢く頑張るのも必要かもしれません、先輩に色々聞いてやってみてください。
 
 

Tuxedo Sam

 
●バンドの結成時期きっかけを教えてください!
 
リアスさん ラストイヤーの大会で結果を出し、インスピを代表するような同期バンドを組むために、人間の親和性×個々の技術において最大値になるようなメンバーを選んで2022年始に結成しました。

 

練習の雰囲気を教えてください!

また、どのような練習をされていましたか?


くまモンさん 練習は主に歌+ステージングに分けて行っていました。
①音合わせ→②ステージング練→③両方 みたいな感じでした!
自分たちの力だけでは難しい部分もあったので、大会前は先輩にバンクリを頼んだり永井さんのスタジオに練習しに行ったりもしていましたね⁼³₌₃
ちなみに定期練は20-23で組んでいました!これは練習をフルで2時間行いつつ、残りの1時間は雑談や話し合いにあてることで、バンド活動を充実したものにするためでした☺️

がんもどきさん 練習の雰囲気は、タラちゃんのモノマネで盛り上がるなど、和やかな日もあったように思います!
練習時間が長かった分、歌練習とステージング練習の時間を分けて確保することができました。歌練習では、バンマスのリアス主導で一つ一つ和音をみて、誰が強く出て誰が引くべきなのかを丁寧に確認するなど、ハモリの精度を上げるよう心がけていました。ステージング練習では、隊形移動が多かったことがあり、広いスペースを確保して動画を撮りながら練習していました。

 
コンセプトを教えてください!
また、コンセプトはどのように決められましたか?

バズさん ミュージカルの曲を中心に、皆様の心を躍らせるような曲を歌ってきました。
最初はcool系洋楽の方向性だったと思います。表現力豊かでステージングもできるこのメンバーでしかできない音楽を考え直し、このコンセプトに落ち着きました。
 

リアスさん 大会で勝つ想像ができることとメンバーの強みを活かすことを考えた結果ミュージカルに落ち着きました。

 

はどのように決められましたか?

 

リアスさん とにかくいろんな曲を聴きまくりました。なしではないくらいの曲は没で、絶対これっていうのを見つけるまで探し続けました。

 

衣装はどのように決められましたか?


シーカさん まずミュージカルの明るいポップな曲を歌うことが決まり、いろいろ迷った結果、艶やかで真っ先に目に飛び込んでくるパキパキしたマルチカラーにすることを決めました。
次に色の散らばせ方ですが、@810のような、全員に全色が散りばめられているような衣装も考えましたが、6人の雰囲気やアレンジなどタキサムとしての魅せ方を考え、
このグループは個々にキャラクター性をつけてみようと思いました。
ただ、今まであまりデザインとして触れてこなかったジャンルだったので、どこから考え始めたらいいのか、衣装をどう探していいのかわからず、バンドとして龍真さんの講習を受けました(個人のファッションとしてもかなり勉強になりました。ついでにメンバーがそれぞれナニベ何なのかがわかりました)
教わったことを参考に色の組み合わせを考えました。
初期案はこんな感じです。

(結構リアスは違いますね)

色の割り当ては意外にもナニベ何が活躍しましたね。
くまモン(ブルベ冬)→ピンク
しーか(イエベ秋)→オレンジ
しらく(ブルベ冬)→赤
リアス(イエベ秋)→緑
バズ(ブルベ夏)→青
がん(ブルベ夏)→紫

私が衣装を担当することが多いのでしらくは赤、リアスは緑、がんもどきは紫という色割り当て多いですね....固定観念...
ここから、具体的な衣装を考えていきます。SHANDYの方でも書いたように、まずインプットです。とにかくミュージカルのポスターや映像を見ました。学生のポケットマネーとサーチ力ではどうしてもダサくなってしまいがちで難航しました。この辺でバズに相談して、バズが男子の分の衣装のイメージイラストを描いてくれました。かわいいので載せます。


これに則って、質感など理想的なものをZOZOなどいろんなサイトで探しました。ただのシャツやジャケットでも、微妙な色の違いで印象が変わるので、ネットでそれを見極めるのが大変でした。
女子の方は、ドンピシャなもの(今の私の衣装)がだいぶ早い段階で見つかって、同じようなピンクのドレスを一生懸命探したんですがなかなか見つからなくて、苦戦しました。1週間くらいずっと「ピンク ドレス カジュアル」とかで探してました。(結局理想のものが見つからず、ジャケットに変更になりました。)
全員分、妥協したくなくて結構苦労しました....
リアスのジャケットはリアスが見つけてくれました。すごく理想的な衣装で嬉しかったです。

 

メンバーカラーを作ると、キャラクター性が生まれて面白いのですが、一方で6人の統一感を出すのが難しくなります。衣装の雰囲気や質感を揃える以外にも、色の面で言うと、お互いの色を差し色として入れ合うと自然な統一感が生まれます。バズのネクタイの色、がんもどきのシャツの色、私のドレスの色、リアスの靴下の色、などですね。黒と白の入れ方とその割合もかなり重要です。
1人ずつスクショなどを切り貼りしてトータルを作っていって、画像で6人分並べて全体のバランスを見ます。(若干完成形と違いますね)

衣装はセンスとサーチ力だなと改めて実感しました。得意な人に頼むのが1番良いです。私は衣装などを考えるのが好きなので、悩みながらも苦ではありませんでした。が、タキサムは本当に難しかったです。

バズさん 関東の龍真さんという方に衣装相談をしながら決めていきました。
具体的なメンバーの色合いや差し色は全部しーかが決めてくれて、それを元に僕は男子の衣装を決めました。ミュージカル感があって安っぽくなく、かつ誰も被らないようにするのは難しかったです。
余談ですが、被りを避けるために、かっこいいジャケットは目立つパートに与えられて、ベースは1番不人気なベストを着る羽目になるのはあるあるです。
JAMの待ち時間で肴とDaliaと並んでた時に全バンドベースがベスト着てて笑いました。

 

アレンジのこだわりや意識したことがあれば教えてください!


リアスさん こうしたいという自分の欲と技術的な再現可能性をちょうどいい具合で釣り合わせること。攻めすぎずにオリジナリティを出すことは本当に難しいです。

バンド運営について教えていただきたいです!

バズさん アカペラをしている時はもちろん、それ以外の全てをショーだと思って取り組んでいました。
特にSNSですかね。

https://twitter.com/tuxedo_inspi/status/1538116481208438784?s=46&t=8YW0N5hSu9CMG12A0pl5iw

⤴これとかは最たる例です。

 

ステージング極意をお聞きしたいです!


しらくさん ひとつは、注目して欲しいところに視線を誘導するように組み立てられています。曲に合う動きを選ぶことはもちろん、その動きを追加することで演奏の魅力がより引き立つように意識することが大事なのかなと感じています。

くまモンさん ステージングに関しては、どこの部分でどう動くか予めきっちり決めている事が多かったです。
極意というものは特にありません!メンバー同士で話し合って「ここのフレーズは横ノリが合うよね〜」とか「ここでコーラスが横にはけてリードが後ろから登場したらカッコいいよね」とかの共通認識を作っていきます
基礎の動きに関しては、spi3の頭から弱損.comというバンドでインターロックをめちゃやっていました👀
私はこれで棒立ちを卒業できたと思っています、騙されたと思ってやってみてください💪(先輩の受け売り)

解説付き! インターロックエクササイズ - YouTube

 

その他、良いバンドを作るために意識されていたことがあれば教えてください!

バズさん このバンドに関しては、とにかく自分が本気で楽しむことです。
このジャンルで自分たちが楽しく歌えなければ観客も楽しませることができない、と思ってました。

 

シーカさん ステージを作るスタッフやお客さん、全ての人にお金や時間を使ってもらって、私たちは演奏しています。そのことを忘れずに、自己満足のアカペラにならないようにということを1番強く思っていました。「ステージに立つ私を見て!かっこいいでしょ!」という演奏は見ている人に必ずマイナスとして伝わります。音楽を楽しみ、演奏でお返しするという気持ちを大事にしていました。

 

これから頑張りたいと思っている後輩にメッセージをお願いします!

 

リアスさん “いいバンド”には多面的なクオリティの高さが求められる時代になっていますが、肝心の歌唱力に関してはspi3が終わるまでにどれだけ研鑽できるかだと思います。頑張ってください。

 
 

 
 
 
 
●ラストライブの宣伝をどうぞ!!
 

 

 _/_/_/OZworld×Tuxedo Sam _/_/_/

    2022/3/18(Sat.)

    LAST LIVE

  『Brand New World』

 

ジャスミンさん すごい先輩たちがたくさん出ます!!!ぜひ見てください!!!
 
シーカさん ゲストどのグループも、インスピのを築いてきた、インスピの歴史を語る上で欠かせないレジェンドグループです。本当に、もう見れないよ......!!!ゲストを見にきてください。
 
 
今回はOZworldさんとTuxedo Samさんにバンド作りの極意を教えていただきました!!アンケートにご協力いただき本当にありがとうございました!!
 
SHANDY TOWNさん、うらら歌さん、
コーヒーが冷める前にさん、バチアカさん、GuRu Batataさん
にバンド作りの秘訣を聞いた記事もありますのでそちらもぜひ読んでみてください!!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!!