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【#15全体曲係】全体曲練潜入レポート

はじめに

CL最終演目の全体曲では、100人を優に超えるサークル員の想いがステージに集まる。そのエネルギーを最大に輝かせるのが全体曲係だ。仕事内容は、全体曲の練習計画・進行、ソロパートオーディションの運営、そして、舞台上の演出の3つである。

15回目の今日は、シンバが全体曲練習にお邪魔して感じた、全体曲係の4つの凄さを徒然に書いていく。

(案内人:spi4ジョーカーさん)

 

目次

1.全体曲のここがスゴイ!~演出編~

2.全体曲のここがスゴイ!~楽曲編~

3.全体曲のここがスゴイ!~練習編~

4.全体曲のここがスゴイ!~ミカエルさんの涙編~

おわりに

 

1.全体曲のここがスゴイ!~演出編~

例年通り洋楽だと思って行ってみたら、邦楽歌ってるやん。確か2012年のCL「渦」以来の邦楽のはず。知らなかった人のためにリンクhttps://youtu.be/fP5765MxNwQ貼っといたろ。実はこの曲、ダンディさんとおかちさんがオリジナルで製作されたらしい。去年の"We are young"とはさすがに雰囲気が違うな、みんな歌ってるとき大福みたいな顔してるわ。

 

去年は洋楽やったから、ノリノリで群衆の中からソロが出てきたり、演出としてはガヤガヤする感じがあったけど、今年はみんなで一つになって歌う感じ。ソロパーターは、3か所に設置したスタンドマイクまで歌いに行く。 サークル員を背中に感じて、今年はより歌詞を大切にして、心を込めて歌い上げるという考えのもと、こういう形になってん。 

 

聞いてて気づいたけど、今年は「僕らは」というタイトルで、どんな空でもの歌詞の中にも「僕らは」という言葉が出てきてる。これ、関係ありそうでしかないな。 

 

今年は例年とは逆で、先に全体曲が決まっててん。後でサークルライブのタイトルが決まってから、偶然歌詞の中にあるやん!ってなった。あと、「おんなじ光を分け合ってる」っていう歌詞も、全体曲を歌うみんなそのもので、ほんまに歌詞との関係が深い!

 

2.全体曲のここがスゴイ!~楽曲編~

そういえば、今年こそ全体曲を変えることに抵抗はなくなってきてると思うけど、去年は思い切った全体曲の変更で、いろいろ苦労したんちゃいますか? 

 

去年のことは鮮明に覚えてるわ。順番としては、曲が決まってからどう変えるかを話し合った。曲自体に対しての抵抗はなかったけど、曲を変えることに抵抗はあったな。でもいつかは絶対全体曲を変えないといけないとみんなが思っていて、20周年の今しか変えられない!って決断した。今までのインスピにすがっているだけではだめ。新しいインスピに変わらなければならないといけないという使命感、熱い思いがあったな。 

 

3.全体曲のここがスゴイ!~練習編~

あ、WIFIがタングロールの正しいやり方教えてるやん。あ、おふさんが机に上がって横ノリ教えてる!机壊れそうやなー。随所に練習の工夫がみられる。

 

実は去年からその試みがあって。今年から実際にやりだしたんよ。一回一回の練習を差別化して、毎回新しい学びがあるように気を付けてる。やっぱり毎回同じような練習やと、刺激もなくて飽きるし、練習もだれるし。 

 

思い返せば、俺が1回生の時は先輩が練習中悠長におしゃべりしてて、居心地悪いなーていう瞬間がちょいちょいあったわ。その時を思い返すと、今の練習はとてもありがたい! 

 

そうやな、曲変えたのも大きい。あと、今年の方針で各係の長にはできる限り分業をして、機会と責任を均等に与えてもらってて。自分の係でも同じく、ソロパートを詰める人、演出を詰める人、練習を進める人を適材適所で特化してやってもらってる。みんなが仕事を与えられて、そこで花を咲かせる。これがうまいこといってると思う。 

 

ステマティックに練習管理してるんやなー。全体曲係は歌うまの人たちの集まりやけど、毎回どういう反省をしてるんやろか…?

 

意外と歌の反省はしなくて、次の練習はこうしようとか、楽しく興味を持ちながら練習してもらうためにはどうしたらいいかを話し合うことが多いな。技術より、楽しく歌えることを重視してる。 

 

4.全体曲のここがスゴイ!~ミカエルさんの涙編~

全体曲係の一番のやりがいをお聞きしたいです!

もちろん当日に、サークル員を後ろに背負い、お客さんを一番近くに感じながら歌えるのはとてもうれしい。成功を人一倍感じられる。でも一番うれしいのは、練習で突然うまくなる日!第8回の練習かな、ミカエルが泣いた会があって。 

 

ええ、まじですか

 

そう泣いちゃった(笑)。その日の練習のテーマが、笑顔で歌うのと、言葉をはっきり伝える練習やって。で、笑顔で、楽譜を外して歌い始めた瞬間、全然いつもと違って、その時は全体曲係がみんな感じ取ってたな。でも、その分暗譜は苦労する。後半にしか練習に来ない人が一定数いるんよな、そういう人たちを想定して、今年は敢えて暗譜の日を後半に用意してるねん。これが意外と効果的。

 

来ない人の対策も必要なんやな…来れるのに来てない人はf〇ck。

 

おわりに

ソロパートが一番の見せ所やと思いますが?! 

根底には曲の意味を理解して雰囲気はそろえてほしい。でも、あえて個人に任せてる。それも一人一人の輝きやから。そのうえで曲の一部になってほしい。あとは、当日までにさらに腕を磨いて披露してほしい。外部の人からしたら、純粋にサークルを代表する20人やから。ちなみに、増やしすぎるとクオリティが下がるから、この20人ってのは選抜するギリギリの数やなあと考えてる。 

確かに回数を増えしすぎても薄まるし、そのギリギリを狙うのって難しいですよね 。

本番は「どんなソロでも(上手い)」感動を呼べるよう、ソロパートの方たち頑張りましょうね!

 

個人的に、全体曲は終点にして起点だと考えています。CLを締めくくる演目であると同時に、次の時代へ向けたスタートでもある。その回顧と展望が共存しているのが俺は好きです。

今は本番に向けて各係が別々に作業をしている段階で、CL本番の全体曲でようやく全員が一堂に集まる。めちゃくちゃ楽しみですね。

その時に、喜びを爆発させましょう!!

 (文責:spi3 シンバ)

 

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全体曲係(ウッディ、のんの、ミカエルさん、ひこさん、おふくろさん、ジョーカーさん、ジョジョwifi、みらん、ちぇん、ぱんだ、てでぃ)